Googleのサーバーが公開された

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周回遅れ気味ですが、Googleのサーバー(ハードウェア)が公開されていたんですね。

英語:Google uncloaks once-secret server | Business Tech - CNET News

googleserver01.jpg


各サーバーに12Vバッテリーを積んでいるのが特徴。写真右上がバッテリーで、赤黒のワイヤーが左側の電源ユニットまで伸びているのがわかります。記事にもあるように、データセンター単位で巨大なUPSを用意するのに比べると、コスト優位性があります。(記事によると、巨大UPSが92~95%の電源効率に対し、ビルトインにすることで99.9%の効率に改善とのこと)

実はもっと驚いたのが、12V電源だけでサーバーが動くように、特注マザーボードを作らせているのですよね。自作派の方ならご存じの通り、マザーボードには12Vと5Vがあるのですが、メーカーに12Vバッテリーだけで動作するようなマザーボードを作らせています。12Vのみなので、バッテリ自体のコストを抑えたり、変圧による電源効率ダウンを抑えたりみたいなのが、期待できそうです。

記事には

Google even pays attention to the greater efficiency of transmitting power over copper wires at 12 volts compared to 5 volts.
とのことで、銅線上で5Vよりも12Vの方を走らせる方が効率良いみたいなことまで、考えているようです。


写真をみてわかるように、通常の20+4pinじゃないようですが、ケーブルが邪魔でよく見えない。

googleserver02.jpgこのあたり。

右側はたぶん8pin。左が不明だけど、24pinのようなサイズには見えない。

自作な人はご存じかと思いますが、5Vは24pin側にあります。5Vを無くしたことで、24pin形状が不要になったのでしょうね。

24pinコネクタのピンアサイン図

konekuta_pinasain.gif

こちらご参考まで。

写真をみると、GigaByte の GA-9IVDPという型番が見えるのですが、GigaByteのサイトで検索してもそんなのは出てきません。たぶん特注。

ちょっと調べたら、以下のようなニュースが2006年頃にあって、

Google in talks with Asustek, Gigabyte and MSI for new server orders

Asus、GigaByte、MSIあたりでGoogleへのサーバー向けマザーボード納品を競ってGigabyteが勝利した、みたいな話。おそらくこの際に、この12Vオンリーで動作みたいな要望があったりしたのでしょうか。

HDDもシリアルATAなのですが、パラレルATAが無いことを考えると、5Vの必要性は無くなっているということなのでしょうかね。(このあたり全然詳しくないけど・・・、規格上、信号を送るための電圧がパラレルATAの5Vから、シリアルATAでは0.5Vに下がってますので)

そして電源も。よく見たら、これもたぶん特注。Google専用モデルらしきラベリングを発見。

googleserver03.jpg

入力は200Vですね。特注なのでケーブルも無駄が全くない。

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ところで、このGigaByte の GA-9IVDPという型番ですが、存在自体は結構前から知られていたようで、Google Search Appliance に使われているのがこれみたいなのは、探すと出てきます。

Google Search Appliance server stripped naked, pixellated - Bright Side Of News*

google server (pics)

この辺を見ると、Dual Xeonらしいのがわかります。
Dual Xeonで、SATAオンリー、メモリ8スロット、GigaByte製のサーバー向けというと、それだけでカタログにあるものは絞られてしまい、

GIGABYTE - Product - Server and Storage - Products - GA-9ILDTH (1.0)

こちらのSocket 604のGA-9ILDTHという型番です。これをベースにした特注モデルということになるのでしょうか。。ううむ。

比較してみると・・
compare.gif
イマイチ・・・。でも、他のモデルよりは近い感じはします。

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最後に関連動画がいくつかあがっているようです。


もう少し良いところ撮ってくれればいいのに。。オンボードNICのチップとか見たい。

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こっちの動画の方が興味深い。噂のコンテナが並んでます。上記CNETの記事によると、コンテナ1つで1,160台のサーバーが収まるという話なので、この映像から規模感が伝わります。

1分35秒あたりで、実際にスタッフがサーバーを片手で運んできてラックに入れ替える作業が見られるのですが、手際の良さがすごい!このピザの出前みたいな感覚でセッティング出来てしまうのは、数十万台のサーバーを扱う上で、人的コストの点でも有利なのがわかります。

[追記]
CNET Japanにも翻訳記事が出てましたので、リンクしておきます。本家から5日遅れ。

グーグル、自社設計のサーバを初公開--データセンターに見る効率化へのこだわり:スペシャルレポート - CNET Japan

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