LaWeb'08で、Michael Arringtonがヨーロッパの起業家達の前で吠えました。カコエエ。
ヨーロッパ人は2時間のランチを主張する―それではスタートアップはやってられない
生活の楽しみはけっこうだ。しかしランチに2時間もかけてすばらしいワインを1、2本飲んで、本気の競争を避け、勝ち抜こうという精神に欠けるのが一般的なことが、インターネット関連の有力な公開企業がすべてアメリカに本拠を置いている理由だ。
2時間のランチは楽しい。しかし起業家は投資家と従業員(そして、その家族)に責任がある。何かを犠牲にしなければならない。ヨーロッパでもっとも仕事熱心で、もっとも成功した起業家の多くがシリコンバレーに移住してくるのはそれが理由だろう。こちらに来ればそういう働き者の仲間が大勢見つかる。
生活の楽しみというのは、スタートアップを無事に売却して南仏に別荘でも建ててからの話だ。それまでは仕事第一だ。
私はミシガンに住んでいたので西海岸の雰囲気は知らないし、そもそもITの世界ではないところにいたのですけど、「一人あたりのパフォーマンスの低さ」というヨーロッパ人に対する認識は、どこも変わらないのでしょうね。自分の所属した職場は大半がアジア系の人で、彼らが一番勤勉で、次がアメリカ人で、ヨーロッパ系は正にランチ2時間状態だった。
インド、中国系の活躍があるのも、裏を返せば、ヨーロッパ系移民がダメダメだからで
Loic Le Meur (フランスの起業家で、彼の最新のスタートアップ、Seesmicを運営するためにシリコンバレーに移住してきた)は、シリコンバレーは夢中で働きすぎだと述べた。ヨーロッパ人は生活の楽しみを求めてランチに2時間はかけるというのだ。
アメリカにいってこの感覚が抜け切れていないとは。まぁ、ロイック・ル・マール自身はシリアルアントレプレナーで、バリバリの勝ち組みたいなものですけど、 彼の考えをよしとする風潮が一般的なヨーロッパのスタートアップに蔓延してしまうのは、いかがなものかと思いアーリントン御大が吠えたのでしょう。
持てる能力を120%発揮することを要求する過酷なものだということに気付かずに起業家という生き方を選択する人間が余りに多い。
日本で起業することを考えると、日本人ははっきり言ってくれないので、たぶん言われなくても、このレベルになってないとまずいんだろうな。これをやってないと、周りは白い目を向け出すみたいな。なので、100%を下回るアウトプットになりそうな時にはやばいと感じるセンサーは持ち合わせていたいものです。
自分も、万が一、またヨーロッパ系の人と仕事することになったときは注意しようという自戒を込めて。


